10月新アニメ その11

 おそらくこれが最終回の新アニメ感想です。10月22日深夜開始のアニメです。

 蟲師 (フジテレビ)
 漆原友紀原作、月刊アフターヌーンで連載中の「蟲師」です。もうこれは、アニメ化が決定した時から楽しみにしていた作品です。
 で、1話目ですが。まったくもって原作どおり。セリフから何からほとんど同じでした。おかげで安心して見れた感じです。色が付いて不自然にならないかが少し心配でしたが、明るさを抑えた配色がばっちりです。作品の雰囲気をしっかり表現した色付けになってるかと思います。まぁ、作画が原作にかなり近いってとこが自分は一番嬉しいんですけどね。
 ホントに原作の1話目「緑の座」の通りなのでストーリーには問題なし。これからもこんな感じでやって欲しいですね。原作がある作品をアニメ化とかすると、ヘタにオリジナルの展開や設定を入れようとして失敗したり、ストーリーをカットしすぎて失敗したりする事が多いですからねぇ。今期の作品だと、「ARIA」とかは上手い感じにオリジナルストーリーを盛り込めてると思いますが。「Canvas2」や「ToHeart2」は賛否両論あるようですから。
 なんにせよ、自分はこれは良作だと確信できます。この感覚、「灰羽連盟」以来です。アニメ見て面白かったという人はぜひ原作も。